現場監督の仕事~職人さん手配編
こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です!
今回は現場監督の仕事で「職人さんの手配」にフォーカスしていきたいと思います。
☆職人さんを手配する前に確認!
職人さんを手配する前に、工事前打合せを基本は行いますので、その際事前に確認する事や、伝えたいことなどをまとめておいた方がスムーズに手配をできます。
私が確認していることは、こんなことです。
・工事場所の条件(朝礼時間や搬入開始時間・その他工事に合わせた条件などなど)
・工事施工範囲
・工事日程の確認(いつから初めていつまでに終わらせるのか)
・こちら側で用意するものがあるか(脚立・足場・電源・養生材・ブルーシート・その他仮設材などなど)
・搬入車両の有無(台数・時間・日程)
・搬入資材のストックヤード
・実際施工するときの人数
・他業種がからむ部分の調整
・予算の確認
大まかにはこのような事を確認して手配を行っています。
作業する職種によってもっと、細かな部分を確認していかなければなりませんが、それはまた別の機会に説明していきたいと思います。
☆いざ手配へ!
さあ手配するぞ!!とそんな力を入れる事でもありません、初めての手配は少し緊張しますが、その後何千何万回と行う事なので(笑)。
最初だけ味わえる緊張感を楽しんでください。
話は戻りますが、手配すると言っても直接職人さんにこの仕事をやってください。
と言うわけではありません、(0ではないですが)
職種や規模にもよりますが、基本取引先の営業マンや番頭と呼ばれる人たちに連絡をします。(打合せも基本この人たち+職人さんも参加したりしなかったりです)
☆手配はできた!でもこんな事が起きる
さて手配もでき実際工事を始めてみると様々なアクシデントが起きる場合あります。そんなことにも対応していくのが現場監督の仕事になります。
順調にすべてが予定通り行けばなんてことないのに、アクシデントが起きると「ふざけんなよっ」と心のデビルがついつい出てしまいます。
実際に私が体験した手配後のアクシデントをご紹介します。
・そもそも手配されてない。・・・当日職人さん来てないどうしよう・・・
・全然打合せした人数と違う。10人来るって言ったのに2人しか来てない・・・
・全然打合せした人数と違うパート2。10人来るって言ったのに30人きてる・・・
・車輛6tまでしか入れないって言ったのに12t車で来てる…
・2週間で終わらせる約束だけど・・・1か月半かかってるし・・・
と書ききれないほどのエピソードはありますが、アクシデントやトラブルは現場に付き物なので、反省するところは反省してすぐに、じゃあこのトラブルを解決する為にはどうしよう!!と前向きにやっていくことがおススメです。
☆とにかく早めの手配が重要
まとめに入りますが、施工管理(現場監督)の仕事は段取り9割と言われるくらい、手配でその工事がスムーズにいくかどうかが決まります。
事前に確認できる事は確認し後手後手にならないよう時間に余裕をもって手配を行いましょう。
言葉で言うのは簡単なのですが実際やってみると、「あれ?打合せと違うなと」とか結構あるものです、ですがすべてが自分の予定通りに言ったときは心の中で
『さすが自分!!」と言って自信をつけましょう、それを続けていると職人さんや業者さんからも
「監督さんの手配、さすが段取りいいですね」とか「監督さんの現場ならやりやすくて心配いらないよ」
とか言って周りの皆さんが声を掛けてくれるようになって、頼りにされる現場監督になっていくと思います。