施工管理の敵は天候である
こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です。
外で働いている方は、自分の仕事以外に気にする事が多いのは、天気の事だと思います、天気予報通りならまだしも天気予報が外れる事もしばしばなので、そうなると仕事の順番やできる事できない事が変わってきて、仕事が増える事もあります。
今回はそんな厄介な天気について書いて行きたいと思います。
☆風は敵
外で仕事をする人にとって風が吹いているというだけでも、やる事が増え大変です。どんな仕事が増えるかというと
・材料やゴミが飛ばされないように養生を行う
・近所に砂ぼこりが舞いクレームが来る
・塗装や防水材に落ち葉や、砂が付き施工ができない
・仮囲いなどがもろに風邪を受け倒壊する
・クレーンを使って荷揚げなどができなくなる
などが考えられます。
特に高層階になってくると地上とはまた違った風の吹き方などをしているので、より注意をしなければなりません。
☆雨も敵
次に雨も敵です、最近では雨でも雨合羽を着て職人さんも作業をしたりしますが、やはり作業効率は少し落ちてしまいます。
雨の時にあるトラブルは
・雨が降りすぎてコンクリート打設ができない。
これは最悪です再度手配してすぐに手配できれば良いですが、再手配時には他の仕事で職人が集まらず、生コンプラントとの調整もうまくいかないなどで、1週間以上先になってしまう事もあります。
・下層階で仕上げ作業をしてるのに雨水が上から降ってくる
これは1階は内装工事始まっているが、まだ5階は躯体工事中なんて時のあるあるです。一度入ってきてしまうと、養生したくてもテープが濡れて付かないなどのトラブルが続出するので、雨が降ると事前にわかっていれば手を抜かず前養生を行いましょう。
・ピットに水が溜まってしまって作業ができない。
これは基礎工事中あるあるです、雨が降るタイミングにもよりますが枠やコンクリートで桝ごとに水を抜かなくてはならなくて非常にめんどうです。
☆雷はもちろん敵
みなさんも雷は嫌だと思いますが、もちろん外で働いている皆さんも嫌です、特に高いところで作業している時などは、万が一雷が落ちてくるんじゃないかと、心配になります、たまに職人さんで[大丈夫大丈夫」と言って平気で作業されている方がいますが、私は中止させます。というより中止させましょう!!
☆そして台風は一番の敵(ボス)
みなさんもテレビなどで良く建築現場の外部足場が倒れていたり、屋根が吹き飛んだりと衝撃的な現場を見たことがあると思います。
そんな風な現場もさすがに台風が来るとわかっていて何もしないで台風を迎えたわけではないと思います。
しかし自然とはとてつもない力をもっているもでどんなに対策を行ってもなってしまう可能性があります、なのでその可能性を極限まで減らす為、様々なことを銭を掛け行います。
・足場、仮囲いの補強
・足場のシート外し
・風散物の全ネット養生
・雨漏れ対策
・重機の固定又は重機を倒すなどの処置
・雨水流入対策
などなどやることはいっぱいです、補強や対策を行ったとしても100%何も起こらないという確証がないので台風が直撃してる間は、ヒヤヒヤして落ち着きません。
又何かあればすぐに駆け付けられる様に現場事務所に寝泊まりするなんてこともあります。
しかしここまでお金と手間をかけても台風がそれて、現場に晴れ晴れとした青空が広がっているなんてこともあります。それは結果としてしょうがないと受け止めるしかありません万が一、台風が来てしまった事を考えれば安いものです。
来ない可能性よりも来るかもしれないと思って行動することが大切になります、そんなことで節約して売り上げを上げても一つの事故で、そもそもの売り上げも吹っ飛んでしまっては元も子もありません。(台風だけにねwwwww)
☆まとめ
天候は外で仕事をしている人にとっては、うまく付き合っていかなくてはならないものです、しかし前もって対策できるものに関しては事前に準備し、できる事を進めていくことが大事になってきます。又工期に余裕があれば少しの、工程変更はカバーできるので、余裕のある工程を設定する必要があります。
ではまた。