事故やケガをしてしまったら!
こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です。
建設業で働く人は体が資本と言われています。事故や不注意によりケガをすると、業務に完全に支障がでます、特に施工管理で働く場合は、自分自身がケガをしないことはもちろんですが、その現場で働く職人さんや現場周辺の第三者に対してもケガをさせない様に対策をします。
今回はそんなケガや事故に関する事を書いていきたいと思います。
☆事故やケガはこんな時に起きる
みなさん働いていて事故やケガをしようと思いながら働く人はいません。なのにどうして事故やケガは起こってしまうのでしょうか?
私が実際に働いていて、こんな人がいるから事故が起こってしまうんだと思うことは以下の様な人です。
・ヘルメットをしっかりとかぶらない人がいる
これはまさに初歩中の初歩です、というより何故しっかりと被れないのかをこちらが理由を聞きたいくらいです!こういう人は自分がまだケガをしたこと無いという慢心により何故か被らないのだと思います、しかしそれはたまたま今まで事故をしなかっただけで、この先はどうなるか解りません。車のシートベルトと一緒で万が一の時、命を守ってくれる大切な保護具なのでしっかりかぶりましょう!!というか指摘されたら恥ずかしいと思ってください!
・工具を使用する際に保護具をつけない
これも初歩中の初歩です、当たり前のことを当たり前にやらないが為にちょっとしたことでケガをしてしまうのです、良くあるのはベビーサンダーの保護具です、保護具を着用しないで使うのはどこに行っても注意されているはずなのに、何故か1現場に1回以上は注意しています。
・危険な体制でわざわざ作業をする
人というのは面倒くさがりの生き物なので、ちょっと周りを片せば安全に脚立を設置することができるのに何故かそれをせず、がたついた状態で設置して作業をしてしまいます、これも今までにケガをしたこと無いという、訳のわからない自信から作業をしているのだと思いますが、いざ事故が起きると、何故そんな状態で作業したの??とはてなしか浮かびません。
この様に建設現場で起きる事故の9割は当たり前の事を当たり前にやらない事による事だと思っています、そしてヒューマンエラーが殆どです。
こちらがいくらこうしなさい、ああしなさいと言っても、見えていないところでこのような事をされると事故は起きます、現に私も現場での事故は何度か経験していますが全部が、ヒューマンエラーによるものです。
☆事故を起こすと対応が大変
事故と言ってもピンからきりまでありますが、どんな小さな事故でも労災は労災です!例えば段差に躓いて手をついて骨折など。そうすると現場監督で言えばその事故の詳細をまとめたり、報告書を作ったりなどの仕事が発生してきます。職人さんで言えば事故が発生すると、他の職方の作業も一時ストップしてしまいます。100人作業員がいて1時間ストップしたら100時間人の時間を奪った事になります。なのでどんなに小さな事故にしても、他人に迷惑がかかるという事を常に考えることが大切になります。
またこのような、段差で躓いて転ぶというのは、建設現場でなくてもありえることなのです、なので100%不注意でしかありません、しかし一度このような事故でも労災!労災!と騒ぎたて、まるでとてつもない悪いことをしたみたいな評価がくだされます、特にそこで働く施工管理の職員はそういう評価をされます。ボーナスや昇進にまで影響するなんて言われたら、そりゃ労災を隠す人もいるだろうなと私は思っています。
そのような状況も少しは変えたほうが良いと思います、明らかに違反して起こした事故と、作業している人の不注意での事故は分けるべきだと思います。労働基準監督署も労災隠しはダメとは言いますが、その事故を報告する事による会社の評価等については言及しません。そういう意味では工事に現場に配属されると言うことはある意味ギャンブルでもあります。
しかし労災隠しは犯罪なので、絶対にしないようにしましょう!!
ではまた。