サムライワーク

仕事・副業・休日に関する情報を発信していきます!

【現場監督】杭工事編(現場うち杭)

f:id:samuraikunn:20191126223139p:plain



どうも、働くおっさんです(本当はお兄さん)


杭と言われても、素人の方は何のこっちゃ?となりますよね?私も実物を見るまではあまり想像が出来ませんでした!なので今回は私が経験してきて、事前に用意したものがいいとか、実際の打ち合わせで話したほうが良い事などをまとめていきたいと思います!

 

そういえば、杭の話になると、何年か前にとあるマンションがどんどん傾いていて、調べてみたら杭が足りてなかったみたいなニュースありましたよね!実際現場で管理してる側から考えると、あれは絶対現場監督の誰かが確信犯でやってるか、設計がチョンボしてるかだと思います!杭の施工業者がわざわざリスクをとってやることほまず無いです。

 

なぜかというと、杭の施工業者からしてみたら、杭が正規に施工できても報告はしますし、例えば地中傷害とか、予定していた支持地盤まで長さが足りないだとかが起きた場合は、必ず現場監督にどうするかを判断をあおぎます、その後の判断は設計事務所なりが支持をしたりするのが一般の流れになります、これは杭に限ったことではなくて、どんな工事でも下請け業者または職人さん事態無駄なリスクは負いたくないので、なにか不都合な事があばほとんど『どうしますか?』と聞いてきます、なので私的には誰かが解っててやってたのかなぁーと推測します!真相はいかに!?

 

それはさておき本題に入りたいと思います!杭は工事で1番最初に行うことが多いと思いますので、ここがスムーズに行けば、この先もきっとうまく行くとことでしょう(思いましょう)

 

・打合せする事

○日程の確認…実働何日で終わるのか確認しておきましょう。

 

○機械の配置…重機の台数や配置位置、でかい水槽、発電機を確認しましょう。

 

○敷き鉄板…施工にあたり敷きっぱんをどのように敷いて、何枚使うか確認しましょう、忘れずにサイズも確認しましょう。

 

杭の施工順番…杭に適当に番号をふって、どの番号の杭からうち始め、どの順番で施工していくのかを確認しましょう。

 

○残土量、搬出日程の確認…杭を地中に埋めるということは、当然不要な土がでてきますのでその量を把握しておきましょう、また随時搬出を行う場合は1日に何台のダンプを何回往復させて搬出するのかを打合せしておきましょう。

 

○コンクリート打接日程…現場打ち杭のときは、何日に何時から何m3コンクリートを打接するのかを確認しましょう。

 

○水の確認…杭工事は大量に水を使いますので、水道の配置や、配管径の確認をしましょう、普通の水道の13ミリの配管では大抵小さすぎてダメだと言うことになるので必ず確認しましょう。

 

○搬入順序…機械や材料関係の搬入時間なども把握しておきましょう。

 

○試験杭の時間割…試験杭をやらない場合は良いのですが、試験杭を行う場合は構造設計事務所の方などの立ち会いがあるのです、タイムスケジュールなどを把握して段取り良く対応しましょう!

 

○写真の流れを把握しよう…杭の事件があって以来、全数の杭の施工写真を撮影する場合もしばしば有ります、その場合はほとんど杭の施工しているところに張り付いていなきゃならないので他の仕事をする余裕がありません、杭の業者によるのですが、1人番頭さんみたいな方がついていれば撮影してくれることもあります、まぁ契約内容次第でしょうが!

 

また撮影項目は毎回同じなので、工事写真をとりやすいように事前に黒板を何種類か作っておくと多少手間が軽減されます!

 

○泥水搬出、バキュームカー手配のタイミング…杭工事では大量の水をタンクに貯めて工事を行うので、最後にその水を処理しなくてはなりません、その辺に流すことができれば良いのですが、なんせ汚れている水なのでそうもいきません、なので適切な処理業者に頼み適切な処理を行わなくてはなりません!

 

・準備しとく物も忘れずに

○レベル

 

○10メートルくらいのリボンロッド

 

○ベニヤ板

 

○バタ角

 

○サン木

 

○ハイウオッシャー(清掃するのにつかう)

 

○杭穴廻り手摺用の単菅パイプ、クランプ

 

○竹ぼうき

 

○外周部養生用のカーテン(杭工事が始まる前にセットしておきましょう)

 

とまぁこんなもんでしょうか!

 

ここまで準備できればあとは、実際に施工してみ地中に障害が無いことを祈るだけです、またここで手を抜くと、どっかのマンションみたいに傾いてしまうので、絶対に手を抜かないように気を付けましょう!


ではまた!!