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【現場監督((施工管理)3年目はこんな感じ】

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こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です。


現場監督(施工管理)を始めて早3年経過し、1~2物件は1から通して経験して次の現場では絶対に前回したミスはしないと意気込んでいる頃だと思います、でも建築業界はそんな短期間ではすべては覚えきれないのでいざまた現場に出てみると、新たな壁が発生してまた悩んで成長していくものです。なので今回は3年目あたりでぶち当たる壁や、こんなことをしといたほうが良いという事を少しでもアドバイスできたらなと思います。

 

☆3年目あるある!!

 

・職人さんが聞いてくる質問の質があがってきてまた壁にぶつかる
これまで2年間みてきて多少の流れを把握しているので実際職人さんにも指示を出すことにも抵抗がなくなってきてはいるのですが、本質的なことや細かい納りなどを把握している分けでは無いのでいざ指示を出してみても、次の業者との納りなど細かい部分を把握してないが為に、部材が取り付いてはいるものの全然取り付き方が違っていたり、今までは細かい部分の納りは上司の方が職人さんからも聞かれたりしていたからしっかりとできていたという事に気付きます、また職人さんも指示をしてくると言うことは当然納りを理解しているという頭があるので、『これはこういう風につければいいんだよね?』とか最終確認をしてくるので当然納りが頭に入っていないと答えられません、頭に入っていなくてもどの図面を見れば確認することができるなどを把握しておく必要があります。

 

・仮設にずいぶんと詳しくなる、でもいざ図面を書けと言われると壁にぶつかる
これはかなり人によると思いますが、1年目や2年目は実際の建物の納りを覚えることも重要ですが、その建物を建てる為に使う足場材を覚えて行かなくてはなりません、そして3年目にもなると、自分で図面を書いたり業者が書いてきたものをチェックしたり、足場の設置届けを監督署に提出したりと様々な仕事がでてきます、また建物の形状を理解していないと足場の図面を書いたりチェックすることができませんので、いかに2年の間に図面を読み取る力をつけるかが重要になります。

 

・自分でも墨出し、位置出しができるようになる
一通り作業のしかたや、図面の読み方などは多少理解できるようになるので、墨出し工が出し忘れた墨などを出せるようになってきます、しかしこれもゼネコンの方針にもよると思います、私の経験で某準大手のゼネコンの3年目の職員と墨出しをしたことがあるのですが、今まで墨壺すら触った事無いという人がいました、正直衝撃的でした、当然その方は図面も読むことが全くできませんでしたが。まぁそれはその会社の方針によりけりかと。


・自分で手配するものが多くなってくる
今までは先輩方が手配、段取りをしていたものを自分で連絡を取り手配することが増えてきます、自分でやるのでどんな作業をどの日にするという事が明確になってくるので、その日の仕事内容を把握しやすくなります、しかしその反面次工程やそのタイミングでやるべき仕事を理解していないとせっかく手配したものが無駄になってしまうので要注意です。

 

☆ここから先が人と差がつく


正直言って3年目までは他の人と比べても仕事のできるできないは大差無いと思います、しかし4年目以降になると大学卒業の人は1級施工管理技士の資格を取得をし始めたりします、そうなってくると資格を取った人はもちろんですが、施工図、仮設計画図、工程表、職人の手配と今までやってきたことや、見てきたことが経験値となって仕事のできるできないに大いに影響してきます、現場監督の仕事は何年やったからできるという分けでも無いのですが、いかに自分でその図面を書いたりチェックしたりして指示してみたり、工程を自分で考え実行してみたりすることで自分の仕事をする力がついてくると思います。

 

☆3年目にする主な業務
これは現場の規模にもよると思いますが、私の経験上からこんなことをやっていたという事を紹介します。


・安全管理
書類のまとめや、現場での不安全な場所の是正などを行う。


・品質管理
職人さんへの実際に指示、まだまだ解らない事が多いと思うので解らないことは上司や先輩に確認しながら進めて行きましょう!


・工程管理
まだ自分で工程表を書くということはあまり無いと思いますが(規模にもよる)月間工程表や週間工程表をもとに、実際の現場の進捗どうなっているのを確認する、また先の工程もみて段取り等を行う。


・仮設図
足場を組み立てるのに図面を書きます、鳶に材工(材料と職人の手配を含み、又は図面作成も任せている)の場合は自分自身でも足場の納りを理解したり、建物の形状を把握していないとチェックすることができないので書くことができません!


・施工図
全部では無いですが、細かいところの図面を自分なりに書いてみたりして、建物を納めていきます。またチェックなども全部では無いですができることはやっていきます。

☆まとめ
後輩も入ってきて自分が今まで経験してきたことや学んだことを伝えたりという仕事もありますが、まだまだ全部を把握仕切れていない部分が多いと思います、施工管理の仕事は日々勉強なのでもっと建物の納めや、作業効率の向上を考え日々成長していきましょう!!
ではまた