【コンクリート工事の心得】
こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です。
コンクリート工事と言えば工事全体の中でも一大イベントですよね!今回はそんなコンクリート工事について、前段取りや実際工事を行う歳のサムライ君的アドバイスをまとめて行きたいと思います。
☆打設条件を確認しよう!
まずは自分が何処の何をコンクリート打設するのか、そしてどのような所からどのようにコンクリートを打ちたいのか確認しよう!そうでなければこの後手配しようにも説明ができません!最低でも以下の様なことは確認したほうが良いでしょう!
・まずは打設箇所の確認!何処を打設するのか明確に確認しよう!
・打設数量の確認!これがわからないと手配ができない!
・何時から打設を行うのか?何時くらいまでかかるのか?(打設数量が大まかでもわからないと検討がつかない)
・何処から打設を行うのか?打設箇所の打設する順番も考えておきましょう!
・どの場所にポンプ車を配置するのか!何台必要か?
・ミキサー車は現場に何台入れて、何台ポンプにつけられるのか?
・構造図や配合計画書で打設箇所の配合も確認!
・コンクリート押さえの仕上げ種類(防水下なのか、仕上げ下なのか、タイル下なのか、ならしなのか、はけ引きなのかなどなど)
条件的に最低でも確認しなくてはなりません!次は実際の手配をして行きましょう!
☆条件を確認したらいよいよ手配
打設条件を確認したらいよいよ手配です!ここでは手配する業種と、手配する際に確認することを確認していきましょう!
◯生コンプラント工場手配
・打設開始時間、終了予定時間
・打設数量
・生コンの配合
・ミキサー車何台現場に入れるか
・ミキサー車の待機場所
・ミキサー車何台で回転させるかの確認(現場までの距離、1時間に何㎥打設を行いたいかにより変わる)
・ミキサー車の大きさ確認(小型・中型・大型)
・ポンプ車何台で打設を行うか
〇ポンプ車手配
・打設時間
・打設場所
・ポンプ設置場所から打設場所の距離確認
・ポンプ車台数・大きさの確認
・通しモルタルの有無確認
・夏期(気温の高い場合)は、つなぎコンクリート有無の確認、これは昼休憩など取る際にコンクリートがポンプ車の中で固まることを防ぎます。
〇生コン受入検査手配
(現場にて適切なコンクリートが現場に来ているか確認を行います)
・打設予定数量
・打設箇所
・試験体採取数確認(1週、4週以外に必要か)
〇土工の手配
・打設場所
・打設数量
・人数
・打設開始時間、予定終了時間
・使用するバイブのΦ数、本数
・前段取りの必要性確認
〇土間屋手配
・コンクリートの押さえの種類
・㎡数
・人数
・エンジンを使用有無
・基準レベル
・照明
・レーザーレベルの有無
〇使用機械手配
・バイブ
・照明
・ジェットヒーター(冬場)
・レーザーレベル
〇相番工手配
・機械設備工
・電気設備工
・型枠大工
・他コンクリート関係業者
〇型枠解体工手配
・型枠脱型日
・型枠脱型箇所
・人数
〇鳶工手配
(コンクリート打設後に足場をせり上げることが多い為)
・せり上げ段数
・日程
・材料搬入数量
〇墨出し工
(コンクリート打設の次の日に基準墨を出すことが多い為)
〇その他手配確認をした方が良いもの
・レッカー
・鉄筋工
・圧接工
というように打設当日の手配だけではなくコンクリート打設後の業者も確認を行った方が良いでしょう!!!さぁー!あなたもこれだけ確認すればとりあえずコンクリート打設を行う事ができるでしょう!!あとは実践あるのみです!
ではまた。