【工事現場での一服という週間】
こんにちはサムライ君(@samuraikunn3)です。
継続して仕事をしていると少し集中力が落ちてきて小休憩をとりたくなりますよね?
今回はその小休憩について書いて行きたいと思います。
☆休憩する時間が決まっている
建築現場ではなぜか休憩する時間が決まっています、正確には決まっているというか、昔からの流れでみんなそうしているという感じです。
ちなみに休憩の事をなぜか『一服』といいます、私が最初に感じたイメージでは、たばこを1本か2本吸うというイメージだったのですが、全然違います。
一服の時間は午前中は10時から10時半まで、もちろんお昼休憩は12時から13時まで、午後の一服は15時から15時半まであります。しかも、たばこを吸わない人もがっつり30分休憩します。私は初めてこの習慣を見たときは結構衝撃的でした、
真夏の炎天下での作業の時などはこまめに水分をとったり小休憩をした方がいいと思いますが、そんなことはお構いなしに時間になったらみんな一斉に『一服』します。
しかも一服と言いつつ結構長いです、たっぷり30分あります、飲食店でアルバイトなどをしていましたが、社員さんアルバイトがそんなにも長い時間ただ、たばこを吸っていたら普通怒られると思います。
しかし職人さんの世界は違うのです、『一服』の時は、どんなに怒っていた親方も、自分の職方がたばこ休憩に30分フルに使っても、何のおとがめも無しです。
☆『一服』の時こんなことをしている
それでは職人さんは『一服』の時たばこを吸う以外には、いったいどんなことをしているんでしょうか。それは以下の通りです。
・みんなで缶ジュースを飲みながら雑談
・ひたすらスマホゲーム
・車の中で寝る
・お菓子、または菓子パンを食べる
・工具を掃除する
・花札(最近は見かけないなぁ~)
・散歩
などなど、はっきり言って自由です!天気が良よくて、近隣もないような現場だと駐車場に寝そべって寝ている人もいます。
職人さんにとっては『一服』は自由な時間なのです。
☆一服は必ず取らしてあげよう!
ある職人さんが次の工事や他工種の職人さんとの取り合いを、逃げるために『一服』をしないで午前中ずっと働いて、午後を迎えるとします。もうそうなってしまったら、職人さんの機嫌が悪いのなんのって!ものすごい悪いです!
え!一服ひとつでそんなに期限わるくなる?それは大人げないだろう!と言いたくなります。ましてや私も『一服』してませんがと言うこともありますが、それは『監督は一服なんてないよ』と言われてお終いです!!(笑)監督さんは自分でうまく時間を見つけて、それこそ小休憩するしかありません!!(缶ジュースを飲んだり,たばこを吸うぐらいです)
そして必ず職人さんが『一服』をできないと言うセリフがあります、それは『一服もしないでこっちはやってるんだからゴチャゴチャゴチャ!』もうゴチャゴチャゴチャのところはもう人それぞれですが(笑)とにかく『一服』をさせないと機嫌が悪くてちょっとこっちまで余計ストレスがたまるので、一服を取れるよう作業調整をしましょう!
☆まとめ
『一服』は職人さんと現場監督がコミュニケーションを取るにも有効的時間です、職人さんの経験談やアドバイスなども聞けたり、そこでの一言で工事のミスや工程調整が必要な事などに気づけたりもします。
そしてなにより、この『一服』は完全に習慣化されているので、多分なくなることは無いと思いますので、施工管理する側もうまくその時間を利用したほうが良いでしょう。
できればみんな一斉にではなくて、時間帯をずらして休憩に入っていただけると助かるのですが!(笑)
ではまた!