サムライワーク

仕事・副業・休日に関する情報を発信していきます!

【ゼネコンの内勤と現場】

f:id:samuraikunn:20191204220916j:plain

どうも働くおっさん(本当はお兄さん)です!

 

現場監督(施工管理)の仕事をしていると、内勤はらくそうでいいなーと一度はみなさん思ったことはありませんか?私は正直何度もありました。

 

やっぱり現場にでている人間と出てない人間では建物に対する思いは違うと思いますが、それでもなんだか現場にでている人は損してるような気がしてならなかったので、今回はそんな風に思った瞬間を書いて行きたいとお思います!

 

1・そもそも労働時間が違う!

 

まずは労働時間の長さです、現場監督(施工管理)の仕事は残業が多いというのは皆さん良くわかっているとは思いますが、夜に落ち着いて図面のチェック作業やら、書類やらを作ることが多いので、どうしても会社に確認したいことなどが出てきたりします。

 

その時にいざ会社に連絡して、担当の人がいるか聞いてみると、『もう何何さん本日は帰りましたよ』となるのが殆どです!!!しかも時間はまだ18時半なのに(現場仕事は18時半なんて当たり前に仕事している時間でした)!!

 

そんなとき私が良く思っていた事は『内勤は労働時間少なくていいよな~大して給料も変わらないのに!!』でした!

 

上記のような事を言うと『じゃあ内勤になればいいじゃん』という人がいるかもしれませんが、そういうことでは無いのです!仕事の内容的は『施工管理』をしたいのです!別に事務作業やら営業やらをメインにしたいわけでは無いのです!

 

なので同じ時間まで無駄に働いてほしいという分けでなく、現場監督(施工管理)も内勤と同じくらいに帰れるよう、人数の配置や無駄な仕事の削減などが必要かなと私的には思っていました!

 

2・休みの量がちがう

 

会社にもよるのかもしれませんが、私のいた会社は基本土日、祝日休みでした、とてもホワイトな会社だと思います、しかし会社自体が休みでも現場監督は違います!!土曜日、祝日は当たり前に仕事が通常通りありますし、工期が終盤に差し掛かると日曜日も出勤して現場と書類作りなどに追われる日々になります。

 

そんなとき私が思っていた事は『内勤の人たち休む暇があるなら書類作り(竣工書類、写真整理などなど)できること手伝ってくれてもバチあたらないんじゃないの?部署が同じならなおのこと手伝ってくれても良くない?』でした。

 

上記のような事を言うと『じゃあ内勤になれば良いじゃん』という人がいますが、そういう事では無いのです!私的には同じ会社に勤めている人間なんだから助け合いというのがもう少しあった方が現場の為、会社の為になるのでは無いかなと思うわけです!!

 

2019年は働き方改革元年でもありましたが、実際の中小ゼネコンの働き方は大して変わっていません、そりゃ同じ業務内容で同じ人数で、ただ休みだけ増やしなさいと言われても、できるならとっくにやっていた訳なので何かを変えないと、本当の意味での改革はされないと思います、なので今後建築業界事態良い方向に向かうことを期待しましょう!

 

3・プレッシャーがちがう

 

これは例えば現場で、この仕事をいつまでにやらなければならないと決まったら間違いなく時間を守るし、ましてやそれじゃなくても忙しいのに、残業を増やしたり、現場に泊まったりして懸命に納期を守ります。

 

しかし私が内勤との差を感じたのは、逆にこちら側から頼んだことは、休み前なら必然的に休み明けからやりますとか、営業は別件で外出しているからとか何かにつけて理由をつけ、仕事を後回しにされます!現場はかなりタイムリーなのでもう少し協力してくれれば良いのになと思いました。

 

ちなみに私が経験して一番やっぱり感じてるプレッシャーが違うんだなと思ったことは、法人さんの日曜に開催される何百人と来るお祭りに、来賓者として現場から3人、営業1人が招待されることがあったのですが、もちろん現場3人は遅刻もせず当然の様に参加しましたが、まさかの営業が日程を忘れていて、現地に来ず連絡も無いのでこちらから連絡したら、『行けなくなった』と伝えてほしいとまで言ってきて、もう私はその時点で『やっぱり現場に対しての感じ方が所詮その程度なんだな~』と痛感させられました。

 

もちろんその後、オーナーさんもお酒が進んでくると、『御社の営業は本途に弱いよね、なんか営業が営業しないで何をしてるんだろうねwww』なんて言われる始末だったことを覚えています。

 

4・寒くない!暑くない!

 

これは現場で働いている以上しょうが無いことなのですが、現場と現場が始まるまでのあいだとかに本社勤務に1~2ヶ月くらいなったときに、『あー内勤は雨にも濡れず、暑くもないし、汗もでないし、寒くもないし、ゆっくりコーヒー飲みながら仕事できていいなーーーー』と感じてしまっただけです!!!!はいっ!!これはもう愚痴でしかありません!これはしょうがないことなのですが、ただ思ってしまったのです!!すみません!

 

5・仕事量がちがう

これは書いて字のごとくなのですが、やはり与えられている仕事量が全然違います、なので必然的に残業や休日出勤をしなくては仕事をこなせないのです、こんな事を言うと、あなたの働き方が悪いとか、仕事の能率が悪いいんじゃないの?とか言う人がいるかもしれませんが、そんな方は是非一度、現場監督(施工管理)の仕事をしてみてください!!身をもって体験してもらって、どうすれば残業も、休日出勤もしないでやっていけるか逆に教えてください!

 

でも実は答えは出ていて、単純に現場監督の人数を増やせば良いということに行き着くのですが、それがまた予算の問題やら、人数確保事態が難しいやらで色々と問題があるんですよねー。

 

6・結果の求められ方が違う

 

内勤の場合はどちらかというと仕事を取るまでが仕事という感じで、現場はやはり最終的な結果がその人の評価という感じがものすごくします、どういう事かというと、とある物件の施工現場があるとして、当然見積もりをして受注している訳ですから積算担当がいて建物の見積もりを行うのですが、実際に工事をしてみたら庇を一つ見積もり忘れていてそれが100万円だとしたらもうその時点で現場は100万円マイナスです、その場合『積算が拾い忘れたのだからしょうがない』となれば良いのですが、実際の所は『現場でなんとかしてください』みたいな感じです、お客様に『拾い忘れたのでお金ください』とは言えないので結局は現場で処理する事になりその上予算からオーバーしようものなら現場の予算管理が悪いとなる訳なのです。

 

7・給料が違う

 

これは当然、現場で働いている方が内勤よりも給料は高いです!そりゃそうです勤務時間も勤務日数も仕事をこなしている量も多いのですから!!でもそれに見合った金額が貰えるかといったら、私のいた会社では貰えていなかったと思います。

残業が少なくて休日が多く給料が少なくても良いか?残業も多くて休日も少なくて給料が平均より年収100万チョットくらい高い方が良いか?という感じです。

 

まとめ
全体的にかなり愚痴みたいになってしまいましたが、私自身は自分が辛いときなどに内勤が余裕ぶっこいているとイラッとする瞬間があったのでまとめてみました!!内勤が良いか現場監督として現場で働く方が良いか人生長いので良く考えて就職してみてください。でも資格(1級建築施工管理技士)は取っておけば今は(2019年現在)就職には困らないよ!!
ではまた!!

 

www.samuraikunn.com